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<当ブログは、ヘイトスピーチ規制法案に反対します>フリーのライター・編集者 として取材活動、国民運動として教育正常化、TPPなど経済政策、労働政策などに取り組み、情報公開請求や国会陳情など議員・行政対策に重点を置いています。皆様より取材、運動推進のためにご支援をいただければ、幸いです。仕事の依頼など連絡先・支援先の詳細はプロフィールをご覧ください。
 教育正常化への意欲はあるの?--福岡県議会文教委員会を傍聴して
2006年06月20日 (火) | 編集 |
  昨日、福岡県議会文教委員会を傍聴してきました。午前11時からの開会ということだったので、議会事務局に電話すると、まだ始まっておらず、開会は午後2時すぎからだとの返事。

 どうもいろいろ水面下であるようだと直感し、適当に食事を済ませ、県議会へ行きました。

 警戒厳重な県議会は、過去、傍聴者から県知事が暴行されたということがあって要所要所に警備員を配置して睨みを効かせています。

 正直言ってあまり一般の人は近寄りがたい雰囲気があります。

 じつは委員会開催にあわせて「教育の政治的中立性を確保し、教育の正常化を促進することに関する陳情」を市民団体として提出していました。

以下、要旨と項目を御紹介します。

教育の政治的中立性を確保し、教育の正常化を促進することに関する陳情

1.要旨 
 教育は国家百年の大計といわれますが、わが国を担う青少年を育てるということは、日本の未来にかかわる重要な問題です。しかし、近年、学力低下や少年犯罪など教育を取り巻く諸問題が噴出しています。今国会に提出された与党教育基本法改正案は、自民党内に異論も多く、与党の合意を優先させたため不十分な感を否めないものの、戦後60年間アメリカ占領軍のもとでつくられた教育基本法改正への道を踏み出したことは評価できるものです。           

 かつて福岡県の教育現場においては長期にわたり対立とそれによる混乱が続いてまいりました。公正中立であるべき学校教育が、偏ったイデオロギーを持つ教職員団体やその支援勢力によって歪められてきたことが大きな原因でした。多くの県民の願いを受けて議会・行政・民間一体となって正常化に取り組まれた結果、全国でも群を抜いていたストライキや反対闘争も影を潜めました。
 
 ところが平成2年に文部官僚出身の県教委の幹部が「教育正常化は終わった」と発言し、大きな波紋を呼んだことがありました。たしかに表面的には労使紛争は影を潜めたものの、今なお一部の県立学校や多くの義務教育諸学校においては依然として旧態依然とした不正常な慣習・慣行が行われているといわれており、現状維持にとどまらず更なる教育正常化が急がれるところと認識しています。つきましては、不正常な慣行、タブーを排除して本県の教育正常化を促進することを以下のとおり求めるものです。

2.理由
1、児童の権利に関する条約を曲解し、児童・生徒を政治闘争に巻き込まないこと 
2、男女混合名簿を全廃し、ジェンダーフリーなる行き過ぎた男女平等教育を行わないこと
3、積極的に「心のノート」を活用し、道徳教育において愛国心の涵養に努めること
4、教職員団体との不透明な書面協定をすべて破棄すること
5、人権・同和教育において政治的中立性を守り、特定の団体と癒着しないこと



 内容は、理由のなかで項目別に書いてありますが、日教組問題を真正面から捉え、保守派としておそらく初めて同和教育についても言及しました。

■陳情に添付した参考資料
岡山小学校だより


確認書


 ↑にある学校便りにあるように、地域にもよりますが、運動団体と教職員・PTAが「部落差別の現実に学ぶ」ということで学習会を開いているなどしています。
 
 本来は特定の団体とのみこうした学習を行うのは、行政の中立性、教育の中立性を侵すのではないかと思います。どこの団体とも幅広く学びあうことが豊かな教育をつくっていくことにつながるのではないでしょうか。

 今までのように天皇制は差別を生むとか多くの国民が受け入れている国旗・国歌は侵略戦争のシンボルといった主張では多くの人の心を掴むことは難しいと思います。

 御存知のように福岡県は解放同盟の影響力が各界各層に及んでいて、公職についている人は、おかしいと思うことがあっても運動体の主張や行動に対して批判的な言動を行うことができませんでした。

 同和対策事業に絡む利権が問題視されて司直の手が伸びた大阪とは、また違う独特の空気をもっているのが福岡県の状況です。

 唯一、共産党だけは、毎議会のように同和対策事業の終結、同和教育の是正を主張していましたが、議会で多数の支持を得られず無視され続けてきました。

 そこに昨年はネット有志の皆様と連携し、人権擁護法案と連動した人権救済の県条例反対を展開し、ブレーキをかけました。

http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-159.html

 県知事もこの動きに慌て、10月19日の記者会見で「条例は考えていない」と答えざる得ませんでした。

 共産党以外の多くの県民・国民は新たな人権侵害を生みかねない法案には慎重、反対だという意思を同対局、運動体に認識させることができたのは福岡県の人権行政史上、大きな前進だったと思います。

 しかし、条例はなくても、すでに人権・同和教育はあらゆる領域で推進されており、学校の道徳教育でも「人権の視点」が重要だとして、文部科学省が平成13年に全国の小中学校に配布した「心のノート」は骨抜きにされてしまっています。

 また、学校においてジェンダーフリー教育が蔓延し、久留米市では公然とジェンダーフリーな社会にするため頑張りましょうなどと誘導するチェック表が教育委員会が作成した副読本に存在することが市議会で問題になり、削除されるという事態も起こっています。

■平成16年9月7日西日本新聞県総合版
久留米市


■のまりんの部屋:久留米市教委 ここにもあった副読本
小学生用  巧妙・周到なる思想誘導
http://www5f.biglobe.ne.jp/~constanze/nomarin221.html

 愛国心についても、平成14年に福岡市が愛国心評価を盛り込んだ通知表を使用していたことに対して、福岡県弁護士会が警告書を出し、在日コリアン団体や一部マスコミが揺さぶりをかけ、指導要領が無視されるという状況になってしまっています。

 福岡県の教育正常化は進んでいるなどといっても、それは他県との比較の問題であって、日教組との妥協で勤務評定がなされていなかったのは氷山の一角で、表面化していない問題が様々存在しています。

 話を文教委員会に戻しますが、請願もほとんど意見もつけず採決を行い、陳情は配布された資料をパラパラみて、質疑も意見もつけずスルーしました。

 あらかじめ裏で今日はどうしようこうしようと話がなされていることを平場でセレモニーとして行うのが普通なので、予想どおりでしたが、驚いたのは、委員会室の一番後列の傍聴席で周りは県教委の職員だらけのなかで様子を見ていると、ある県議は肘をついて居並ぶ県教委幹部に睨みを利かせるような態度をとり、またある県議は審議中にもかかわらず遠慮なくタバコをスパスパ。

 対称的に教育委員会の幹部、部課長級以下の職員は神妙な面持ちで様子をみている姿が滑稽ですらありました。

 初めての文教委員会の傍聴でしたが、こういう雰囲気の中で重要な県の教育政策・予算を決定していくとは呆れました。もっと真剣に議論してほしいと思いました。

 教育もですが、県議会の正常化も必要だなとつくずく実感した一日でした。

■福岡県議会へ「教育正常化」に正面から取り組んでほしい
との意見を県議会に“議長”“文教委員会”宛でどしどしお願いします。


《宛先》

議会事務局調査課
〒812-8574 福岡市博多区東公園7-7
TEL 092-643-3832
e-mail:gchosa2@pref.fukuoka.lg.jp

■県民の声(一番確実に議長・文教委員長・各委員まであげられます)
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/somu/kensei.htm

■議会ホームページ
http://www.gikai.pref.fukuoka.jp/

★福岡県議会 委員会名簿
http://www.gikai.pref.fukuoka.jp/frame03.htm

※県政クラブは旧社会党と旧民社党が合体した民主・社民系の会派
緑友会は農政連という自民党支持の政治団体系の会派で保守系

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