■ユダヤ系団体が徳間書店に抗議 「新しい陰謀論」
【サンフランシスコ=松尾理也】米ユダヤ系人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センター(ロサンゼルス)は21日、日本で発売中の書籍「ニーチェは見抜いていた ユダヤ・キリスト教『世界支配』のカラクリ」(徳間書店)について、「反ユダヤ的な陰謀論の新しい流行を示すもの」と批判する声明を発表した。同センターは同時に、同書の広告を掲載した朝日新聞社に対しても、掲載の理由を調査するよう求めている。
問題となった書籍は、米誌フォーブスの元アジア太平洋支局長、ベンジャミン・フルフォード氏と、ニーチェ研究家、適菜収氏の共著。2月の新刊で、朝日新聞はこの本の広告を18日付朝刊に掲載した。
同センターは、同書の中に「米軍は実はイスラエル軍だ」「ユダヤ系マフィアは反ユダヤ主義がタブーとなっている現実を利用してマスコミを操縦している」などとする内容の記載があり、米国人とイスラエル人が共同で世界を支配しているという陰謀論をあおっているとしている。
サイモン・ウィーゼンタール・センターはユダヤ人に対する差別や偏見を監視する役割を果たしており、95年には「ナチ『ガス室』は捏造(ねつぞう)だった」との記事を掲載した文芸春秋の月刊誌「マルコ・ポーロ」が抗議を受け廃刊に追い込まれている。
徳間書店の話 「ファクスによる抗議は来ているが、『こうせよ』とは言ってきていない。当社としての対応は決まっておらず、現時点でコメントすることはない」
朝日新聞社広報部の話 「正式な申し入れが届いていない段階でのコメントは控えたいと考えます」
マルコポーロ事件は、多くの日本人にとって衝撃的な事件でした。
私も言論・表現の自由が目の前で侵されて行く過程を見て、タブーの存在を知りました。
マルコポーロに掲載された西岡昌紀氏の論文は決して興味本位とかには思えなかったです。
ホロコースト600万人虐殺やアンネの日記を検証することは許されないことなのか、今でも疑問を感じます。
たしかにユダヤ=悪の勢力という決め付けは問題がありますが、国際金融資本で「ユダヤ」系が影響力を持っていることは事実で、それを批判することが「差別」というのはあまりに一方的だと思います。
もっとも私はいわゆる「陰謀史観」全部に与するものではありませんが、以前も書きましたが、国際金融資本や秘密結社の活動が国際情勢に与える影響力の大きさは否定できません。
ひところ流行ったフリーメーソンが世界支配の・・という主張は最近あまり見かけなくなりました。いまはイルミナティの存在が定着してきているようです。
ただ、一部の論者の本などを読むと、これはあまりに短絡的過ぎるとか、胡散臭いものを感じることは結構あります。
しかし、公になされた言論に問題があれば、言論で勝負すべきで、出版社や広告を出した新聞社に圧力をかけるのはフェアなやり方とはいえません。
徳間書店は過去にもそういう圧力に負けて、いくつかの陰謀史観に立脚した出版物を絶版にした経緯があります。
絶版にされたのは、自動車王ヘンリー・フォードの『国際ユダヤ人』やジョン・コールマン氏の『三百人委員会』(KKベストセラーズから復刊)などです。
すでに書店から姿を消したあとだったので、どちらも執筆者の方が買い取られたものを送っていただきました。
影の世界政府の存在を私個人としては「ある」と思っていますが、ユダヤ=という従来よくいわれてきた見方とは一線を画しており、しっかりした検証をするうえでも、議論を深めるべきと思います。
ユダヤ系のなかにもこのSWCの活動に批判的な人は結構いらっしゃいます。いくつか邦訳も出ているのでお読みいただけたらと思います。
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いま学校におけるメディアリテラシー教育が必要性がいわれますが、その意味で同和問題でも「ユダヤ」問題でもさまざまな見方・立場の本、出版物を読み判断することは大事なことです。
例の人権擁護法案や欧米で広がるホロコースト否定禁止法のような言論弾圧につながりかねない法制度には絶対反対です。
きち@石根さんのブログをご覧下さい。
http://ameblo.jp/disclo/entry-10026463568.html
アメリカの下院で慰安婦についての対日非難決議を出そうとしていますが、こうした動きにもSWCが関わっていて、それについてまた改めて取り上げたいと思います。
とりあえず、まだ問題とされた本を読んでいないので、読みたいと思っています。
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