FC2ブログ
<当ブログは、ヘイトスピーチ規制法案に反対します>フリーのライター・編集者 として取材活動、国民運動として教育正常化、TPPなど経済政策、労働政策などに取り組み、情報公開請求や国会陳情など議員・行政対策に重点を置いています。皆様より取材、運動推進のためにご支援をいただければ、幸いです。仕事の依頼など連絡先・支援先の詳細はプロフィールをご覧ください。
 密室協議で進められる人権擁護法案--現実の問題をみようとしない与党人権懇
2006年09月01日 (金) | 編集 |
 今朝の産経新聞のコラム「産経抄」で人権擁護法案が取り上げられていました。



 何をコソコソ隠す必要があるのだろう。自民党と公明党の議員でつくる「与党人権問題懇話会」のメンバーがおととい、議員会館の一室に集まり、人権擁護法案の国会提出へ向けた動きを再開した。だが取材記者によると、会合が終わって出てきた座長の古賀誠自民党元幹事長は、だんまりを決め込んだという。
 
 ▼出席議員の一人は「内容は口外するなと言われた」と語る。会議では法務省のお役人が、かつて廃案となった法案の修正案を示しただけでなく、インターネットの掲示板で「人権侵害」があった場合も、新法で対処できるのかといった議論もあったそうだ。そのほか、表に出せない発言もあったのでは、と勘繰りたくもなる。

 ▼人権擁護法案は、一口に言ってしまえば、人権問題を扱う人権委員会という国家機関を新設する法案だ。この委員会の権限は強大で、人権侵害の救済や調査を目的に「加害者」の出頭要請や捜索が容易にできる。

 ▼いじめや差別、児童虐待は深刻な社会問題である。他人や自分の人権を大事にするのは当たり前の話であり、家庭や学校、会社で折に触れて啓発すべきだろう。だからといって、強制力をもった法律をつくってお上が規制するのは筋違いだ。

 ▼最も問題なのは人権侵害の定義があいまいで、拡大解釈の余地が大いにあることだ。きれいな花には毒がある。小手先で修正してみても毒は消えない。法案が成立すれば誰も逆らえない「人権」を錦の御旗に、うるさいメディアを黙らせようとするある種の人たちが跋扈(ばっこ)することになりはしないか。

 ▼加藤紘一自民党元幹事長の実家が放火された事件と同様に、人権擁護法案を成立させようという動きは「言論の自由」への挑戦だと言わざるを得ない。



■全国自由同和会
http://www11.plala.or.jp/dowakai/sub7.html
 
 与党人権問題等懇話会のメンバーは次の通り。

自民党 顧問 古賀 誠 衆議院
  顧問 鈴木 俊一 衆議院
  メンバー 中谷 元 衆議院
  メンバー 松岡 利勝 衆議院
  メンバー 岩永 峯一 衆議院
  メンバー 松浪 健四郎 衆議院
  メンバー 鶴保 庸介 参議院

公明党 顧問 冬柴 鐵三 衆議院
  顧問 草川 昭三 衆議院
  顧問 太田 昭宏 衆議院
  メンバー 東 順治 衆議院
  メンバー 田端 正広 衆議院
  メンバー 漆原 良夫 衆議院

 これまで何度も指摘されてきたことですが、近代人権思想の中で思想・言論の自由は非常に重要視されてきたものです。

 コラムニストが書いているように「法案が成立すれば誰も逆らえない「人権」を錦の御旗に、うるさいメディアを黙らせようとするある種の人たちが跋扈(ばっこ)することにな」ると思います。

 ここでいうメディアとは何も大手メディアだけではありません。インターネットやミニコミ誌、はては友人との会話にいたるまでひとたび差別行為と判断されれば、定義不明の法律によって捜査令状なしで家宅捜査や従わなければ罰金までとられ公表されるということになります。

 杉浦法務大臣が来年の通常国会への提出への意欲を会見で語ったようですが、国籍条項だけで終わらせようとしても到底認められるものではありません。

 国籍条項は枝葉で、根幹の部分にこそ問題の核心はあるのです。

 私がこの法案に反対するようになったのは雑誌「正論」に皇學館大學助教授の新田均先生が書かれた「人権の名のもとに人権が押し潰される危険--密告、糾弾、監視社会がやっては来ないか」という論文を読んでからです(八木秀次編「教育黒書」PHPに収録)。

http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2002/ronbun/06-r2.html

教育黒書―学校はわが子に何を教えているか 教育黒書―学校はわが子に何を教えているか
八木 秀次 (2002/10)
PHP研究所

この商品の詳細を見る


 新田先生は論文で次のように指摘しています。

 法律家は法解釈の専門家ではあっても、現実への影響を洞察することに疎い。また、中央の政治家たちは地方行政の現実に疎い。地方の行政官は田舎であるという劣等感から無闇に流行を追いたがる。
 そして、善良な市民は運動団体の意図や動きに疎い。このような状況の中で、人権の本質的な部分が蹂躙の危機に直面しようとしている。

 
 その懸念は現実のものとなり、いまや全国に広がりを見せています。

■草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN:地方議会がおかしい―教育、家庭、地方共同体を解体する条例がなぜ次々と出てくるのか
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-468.html

 先日も岐阜市で教育委員会が配布した民間団体の講演会のチラシが男女共同参画条例に抵触するおそれがあるとフェミニスト団体が苦情申出書を提出したとの報道がありました。

岐阜市教委:配布チラシに「女性が家庭でやるべきこと…」 条例抵触の可能性/岐阜
 
 岐阜市教育委員会が各小中学校に配布した講演会のチラシの記述に市男女共同参画推進条例に抵触する文言があるとして、岐阜市の市民団体が25日、細江茂光市長あてに同条例に基づく配布物の差し止めを求める苦情申し出書を提出した。

 チラシは京都市の民間団体が子育てをテーマに開く講演会のため作成したもので、裏面に「女性が家庭でやるべきことを果たさぬまま社会に出て行っても子供は愛が不足になり……」との文言が記述されていた。この団体の要請を受けて市教委が各校に10~20部を配布した。

 申し出書は「女性に育児や家庭の責任を負わせるゆえに女性の社会参加を否定する内容」として配布物の差し止めなどを求めている。

 市教委は「趣旨が家庭教育と心の問題の講演会なので配布した」と説明。一方、市民参画部男女共同参画室は「条例違反と思われる文言がみられる。調査したい」と話している。


 苦情申出を行った団体は何が不満なのか首をかしげるのですが、女性が社会に出て働くことを批判する人はいないでしょう。母親がわが子をほっておいて自己実現にばかり関心が向くのは子供の立場を考えるとどうだろうかと疑問をなげかけているのがチラシの本意だと思います。
 男女共同参画社会基本法に「性別にかかわらず」とか「固定的役割分担」という文言があって、母親の役割などといおうものなら糾弾されるようになってしまいました。

 岐阜市に抗議の呼びかけがされていますのでよろしくお願いいたします。

★★★ 桜 魂 ★★★:岐阜市教委にご意見を!!
http://nippon7777.exblog.jp/3669224/

 糾弾といえば部落解放同盟は「運動の生命線」と位置づけているわけですが、平成9年に広島で次のような事件がありました。

解放新聞広島県版


 全日本中学校長会の定期総会の日程プログラムに総会終了後、皇居参観と天皇陛下への拝謁が盛り込まれていたことに対して、広島県中学校長会の一部から異議を唱える声が上がり、そのことを知ることとなった部落解放同盟広島県連と広島県教職員組合が公開質問状や抗議文を送り、参加しないよう圧力をかけたというものです。

 この圧力に屈した広島県中学校長会は各地区校長会の意見集約を待たずして全日中事務局に「広島県校長会は参加しない。今回の企画そのものを見直してほしい」という要望をしています。

 この事件は部落解放同盟の機関紙「解放新聞」広島県版に掲載され、その事実が発覚したのですが、文部省からの是正指導以降、鳴りを潜めているものの、このような事態が再び起こらないという保障はどこにもありません。

 こういった「現実の問題」を古賀誠はじめ与党人権問題等懇話会、法務省の役人たちはどこまで考えているのでしょうか。

↓与党人権懇の協議は公開されるべきと思う方は
blog

↓にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村 政治ブログへ

↓国民主権を守り、憲法違反の外国人参政権に反対しよう
参政権反対

↓TBSの報道姿勢を問いましょう
TBS放送免許剥奪陳情署名
 
スポンサーサイト





コメント
この記事へのコメント
特権
この法案は、被差別者及び差別判定者という、いちじるしく反論を許されない特権階級を作る恐れがあります。
絶対にそしせねばなりません。
2006/09/02(土) 01:33:18 | URL | 似非紳士 #ZeDGBPNg[ 編集]
希代の悪法
TB有り難うございます。
人権擁護法案は在日と部落が拘わっているのでマスコミはほとんど取り上げません。
この法案は北朝鮮のような社会を作ってしまいかねません。
成立させることの出来ない法案です。
2006/09/02(土) 09:56:04 | URL | まさ #-[ 編集]
こんにちは
なめ猫♪様

はじめまして。FUNGIEREN SIE MEHR !!という
ブログの管理人をしております、ねたねこと申します。

TBさせていただきました。
人権擁護法案の問題は「人権」という言論弾圧用語が
跋扈する日本社会を将来実現させようとする国家議員と
しての資質を疑うものです。

なんとしても廃案にしてもらいたいものですね。
2007/01/15(月) 18:49:20 | URL | ねたねこ #SLpqkT1A[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
人権擁護法案は親中派が推進しているから、日本を中共体制に移行するための国家統制法案。当然、安倍さんなど親米で自由を共感したい人たちにとっては受け入れられない。人権擁護法案修正方針を与党人権懇に報告 反対派には警戒感
2006/09/02(土) 02:28:30 | The planet earth
そうではないような気がするなあ。本日は私用でお食事に行くために、張り切って朝早くから仕事こなしていたら、昼過ぎには終わってしまいそうだ(^_^)v
2006/09/02(土) 09:01:01 | がんばれニッポン!
安倍氏が正式出馬表明 自民総裁選(産経新聞 9/2)安倍晋三官房長官は1日午後、広島市内で記者会見し、自民党総裁選出馬を正式に表明するとともに、「美しい国、日本。」と題する政権構想を発表した。政権構想では、21世紀
2006/09/02(土) 12:14:35 | 草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN
糾弾会の権威付け 「人権擁護法案 一部修正方針 与党懇に報告」産経新聞 平成18
2006/09/02(土) 21:22:34 | 乱読雑記
【与党:国対委員長2人が訪中 20~23日】  (毎日新聞 1月15日) 自民党の二階俊博、公明党の漆原良夫両国対委員長が20~23日の日程で中国を訪問することが15日分かった。14日の安倍晋三首相と中国の温家宝首相との首脳会談を受け、「日中国交正常化3
2007/01/15(月) 18:46:03 | FUNGIEREN SIE MEHR !!
なめ猫