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 給付型奨学金創設は財務省の抵抗で断念~若者に冷たい国家でよいのか
2014年08月29日 (金) | 編集 |
連載をしている9月号の「フォーNET」で、日本学生支援機構の奨学金問題を書きました。

P1001364.jpg

実態が、ローンになっていること。返還の賦課金を下げたとはいえ、訴訟を提起して回収強化をしており、手取り20万にも満たないワーキングプア層などがかなりいることを考えると、返還猶予だけではなく、欧米型の給付奨学金の導入が必要だとまとめています。

おりしも今朝の産経新聞で報じられています。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/140828/edc14082811330001-n1.htm

引用開始

日本学生支援機構が大学生らに貸与している奨学金は、無利子枠を3万人分増やして47万1千人にする。有利子枠は1万8千人減らすが、来年度は1万2千人増の計141万人が貸与を受けられるようになる。

返済不要の給付型奨学金の導入は財務省の抵抗で断念した。大学や大学院の授業料減免枠も国立で3千人増の5万7千人、私立も3千人増の4万2千人に拡大。減免を実施した大学には国立大運営費交付金や私学助成金を増額する。

引用終わり

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国の公的奨学金の歴史は、戦時下の昭和19年にまでさかのぼります。当時は大日本育英会という名称でした。70年以上の歴史があり、何度か給付型奨学金の論議はありましたが、旧・日本育英会から現在の日本学生支援機構に至るまで貸与方の奨学金です。

多くの人たちがやみ金まがいに苦しんでいます。延滞利息ばかりで元金が減らない。滞ると裁判を起こすぞと圧力をかける。北海道では、なんと死んでも親が支払えとかびっくりすることをやっています。

この問題は、むしろリベラル派や人権派が熱心な問題です。どうして保守派は、無関心を決め込んでいるのか。

若手評論家の古谷経衡氏が『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)で興味深い指摘をしています。この本はお勧めします。他に同種の本がないのが寂しいですね・・・

「保守派が若者に支持されないのは、保守派の様式美がダサいとか、時代遅れとか、つまらないとか、そういう演出の妙味の不足ではない。そのもっとも大きな理由は、若者の重視する雇用に代表される貧困問題といった政治的争点に対する意識自体が、保守派には極めて少ないことに起因する単純な『ミスマッチ』にほかならないのである」。

保守って言うのは、国民の暮らしや思いとは、つながらない話題ばかりに一生懸命で、あさっての方向を向いていることに、日々辟易するばかりです。


昨年、教育正常化推進ネットワークでは、保守系の市民運動に取り組んでいる大学生を含む20代30代の人たちと、議員会館を訪問し、西川京子文部科学副大臣や文科省の担当者と、奨学金問題について意見交換する機会がありました。

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所管する文部科学省高等教育局学生・留学生課奨学事業係は、26年度予算措置において、無利子奨学金の拡充に加え、返還については、賦課率を現行の10%から5%へ引き下げることや返還猶予制度を5年から10年まで延ばすなど対応していることを強調していますが、今回、財務省の反対で給付型奨学金はできませんでした。

猶予期間を延ばすなどしても、ローンと変わらない実態は残るわけで、信用情報機関のブラックリストに載れば、クレジットカードは作れず、各種ローンも組めない。やはり、欧米では一般的な返済不要の給付型奨学金を創設すべきです。

そもそも奨学金は何のためにあるのか。教育基本法にも支援機構法にも共通するのは、教育の機会均等の考えです。生まれてきた家の経済力の差で、上級学校に進学することができないとなれば、個人の職業選択の幅が狭まるだけではなく、貴重な人材を育てられないことにもなる。国家にとって大きな損失ではないでしょうか。
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