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 「奪われた手紙 福岡民間検閲局」を見てきました
2015年08月29日 (土) | 編集 |
「奪われた手紙 福岡民間検閲局」をみてきました。7時の開演前から行列でした。会場は、8割が女性。若い学生さんなどが多かったです。

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1時間50分の上演でした。ストーリーは、終戦後、博多に戻ってきた主人公(予科練出身)が、九州帝国大学の学生だった幼馴染とともに闇市で出会った大山という中年男性から英語の翻訳の仕事を紹介されたところが、占領軍の検閲局であったというところから始まります。

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 占領政策や検閲、原爆投下などをどう描くかなと見ていましたが、コミカルなシーンも多く、戦争を扱う重苦しい雰囲気はありませんでした。しかし、検閲の実態や敗戦後日本人が占領軍に迎合していく心理描写とともに、恋愛の要素が盛り込まれていて、女性に共感を得て、且つ笑いのなかにも現実を伝える工夫がありました。美化もせず、日本が悪かったというものでもない。


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鬼畜米英や大東亜共栄圏、八紘一宇などの被り物をかぶって、理屈で伝えず擬人化しているので、子供にもわかりやすいと思いました。従来の日本贖罪史観の多い戦争物の演劇とはかなり違うものでした。占領軍のMPによる闇市の摘発も出てきました。

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 占領軍の検閲は、事前検閲ではなく事後検閲です。同じ日本人の手紙を盗み見し、30項目に及ぶ占領コードにひっかかる内容は削除し、巧妙に思想を変えていく。あるいは報道させない。原爆投下ももちろん報道規制、出版差し止めの対象でした。その職務に苦悩する姿は、胸を打つところがありました。
 博多ならではの場面は、山笠の復活を進めようという話と、九州大学生体解剖事件、そして終戦直前の西鉄筑紫駅の米軍機による機銃掃射の話が登場したところです。

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 結論は見た人ぞれぞれに任せていて、へんな押し付けがましいところがありませんでした。私は占領政策についての認識があったのですが、初めて知ったという人にも知られざる歴史を知るきっかけになったと思います。活字にふれない若い人たちに見てもらえ、一石を投じた作品です。
表現、思想の自由について活字メディア側の人間としてもおおいに考えたいところです。
 
 学校教育では、占領軍による検閲自体がほぼ教えられておらず、そこに一石を投じたことは大きいと思います。福岡県・福岡県教育委員会も後援に入っています。まだ上演は行われています。ぜひ、見に行く価値おおいにありです。前売り券は3000円です。当日券は3300円。学生の前売り券が2000円、当日券が2300円。

余談ですが、入り口の受付にいたもんぺ姿の女の子はかわいかったですね^^ 写真を撮らせていただきました。

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