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 文部省から是正指導を受けた福岡の同和教育
2006年04月02日 (日) | 編集 |
 昨年10月に勤務評定がなされていなかった問題で是正指導を受けた福岡県教育委員会は、表向きには「教育の正常化」路線を掲げてきました。それは建前だけでなく心からそうした思いを持っている方が、行政にも現場にも県民にも大勢居ることは疑いようのない事実です。

 ところが、実際にはその表看板に矛盾する行動をとってきたことが、昨年全国に知れ渡ったわけでした。新年度に入り、これまで行われていなかった勤務評定が行われることになります。

 東京都などでいまだに国旗国歌に対する抵抗などがあるなか教職員の服務の正常化は進んだとしても、肝心な教育内容の中身が偏ったイデオロギーであれば何にもなりません。

 先日、人権同和教育について書きましたが、平成2年11月に文部省が福岡県で行われている狭山学習について是正指導を行っていることを紹介しました。

http://genyosya.blog16.fc2.com/blog-date-20060324.html

 平成2年12月定例県議会で日本共産党の瀬川康弘議員が、御手洗康教育長(のちの文部省初等・中等教育局長)に対する質問のやりとりで是正指導について触れつつ、教育委員会の姿勢を質しています。

 勿論共産党は嫌いだけど、政党で唯一、部落解放同盟に屈服しない姿勢は評価するものです。



瀬川康弘県議質問
 
 県教委は、狭山学習について好ましくない、是正を指導すると繰り返し答弁してきました。しかし、県立高校での狭山教育は、依然として後を絶ちません。ある高校の同和学習年間計画指導案によると、裁判の経過、問題点、判決の差別性を物証として取り上げて学習し、まとめにこれからの課題は、狭山事件の全証拠を開示させ、石川一雄さんの無実を勝ちとるために狭山事件を我身の問題としてとらえることが必要としています。
 さらに、筑豊地区の高校である指導主事が、狭山事件について、個人的な見解では、公正な裁判が行われていれば、石川青年は無実であっただろうと今でも信じているなどと、公私を混同した発言や、的確さを欠く表現が行われ、教師野中に混乱と困惑を持ち込む結果になったこと、さらに個の学校では狭山裁判批判の映画上映が行われたことなどが、その後の調査で明らかになっています。
 県教委にお尋ねいたしますが、前述した指導案まとめと、指導主事発言についての見解と今後の指導をどうするのか、明確にお答えください。
 また、この問題について、文部省は11月に県教委に是正指導したと述べ、12月5日の参院決算委員会でも、学校教育は一部の勢力の利益のためになされてはいけない、裁判制度、司法制度を攻撃するのは適切ではないと答えています。
 文部大臣もさらに指導を強めると答弁しましたが、これらをどのように受け止めているのか、あわせてお尋ねいたします。

 御手洗教育長答弁

 次に同和教育の問題についてでございますが、県教育委員会といたしましては、同和教育の推進にあたりましては、公教育の場においては、政治活動や社会運動と峻別して同和教育は行わなければならないとの立場から、これまで指導を行ってきた所でございます。
 御指摘がございました学校につきましては、御指摘のように確かに裁判批判とも受け取られる指導案の作成など、教育の中立性に照らしまして適切さを欠くような事実がございました。
 まことに遺憾なことと思っております。このため県教育委員会といたしましては、当該校の校長に対しまして、今後狭山問題の教材化にあたりましては、教育の中立性の確保に十分留意を払い、学校教育の場で裁判批判などなされることのないよう全教職員に十分徹底させるとともに、同和教育の推進計画や指導内容の不適切な部分については直ちに是正するよう指導を行ったところでございます。また、この趣旨につきましては、県立学校長の同和教育研修会におきましても同様、全校長に対しまして趣旨の徹底を図って指導をしたところでございます。
 なお、校内研修会におきますし同種時の発言についての御指摘がございましたが、これは、教職員の質問に答える形で狭山問題に触れたものでございまして、ただいま申し上げましたような基本的な指導とあわせまして、教職員の認識を深めるために狭山問題の概要や裁判の経過なども説明したものでございますが、その発言の内容は、東京高裁の裁判当時の一般的な状況について説明したものでございまして、現時点での指導主事の個人的な見解を述べたものではないと承知しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
 また、さきの参議院決算委員会におきます文部省の答弁につきましては、文部省からは狭山事件を教材として取り上げ、裁判批判や司法制度の批判に及び、特定の政治・社会運動や主張を学校教育に持ち込むようなことは、教育の中立性の観点から見て適切ではないとの答弁をしたものと伺っておりますが、私ども県教育委員会も全く同じ見解を持っておりますので、県教育委員会といたしましては、今後とも公教育の中立性を堅持して教育活動にあたるよう、校長や教職員の研修等を通じまして適切に指導してまいる所存でございます。




 ところが、それ以降も一部の高校や多くの義務制諸学校では、狭山事件が最重要課題として取り上げられ、平成5年(1993)になっても、部落解放同盟が狭山再審請求意見書を最高裁に提出した直後、福岡県同和教育研究協議会は「今、改めて『狭山』を教育課題に!--第二次再審請求の山場を迎えて」と題する指令文書を、県内各地の各地区同和教育研究協議会に送りつけ、狭山差別裁判闘争を煽っています。

 県教育長の答弁と逆行する動きは、その後も続き、平成7年の県同教定期総会では「部落解放基本法の制定を国に迫らなければなりません。そのために教育と運動の結合が必要である」と運動団体と教育の一体化を公然と表明しています。
 
 福岡だけでなく大阪・広島などでも繰り広げられた狭山ゼッケン闘争やワッペン闘争という政治運動が公然と教育現場に持ち込まれた弊害は非常に大きいです。

 平成6年から8年の頃、福岡県内で相次いだ中学生のいじめを苦にした自殺事件や学校における校内暴力に対して、殆ど同和教育は無力でした。むしろ、同和教育推進教諭たちの活動は特定団体の代弁と組合運動に血道をあげ、管理職との対立を先鋭化させるものでしかありませんでした。

 その数年後、共産党系の同和教育団体や支持者などが県知事と県教育委員長を相手取って給与返還訴訟を起こしました。

 平成15年3月25日、福岡地裁は人件費支出の違法性を認め、県は判決を不服として控訴したものの、県同教への研修派遣制度の廃止と派遣教諭の事務局からの引き上げを決めました。

 ようやく人権・同和教育について公に議論ができる雰囲気がでてきたように思います。しかし、問題はこれだけではないのです(つづく)。

2006 09:55:15 にアクセスされた粘着さん。
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コメント
この記事へのコメント
狭山は私が高校の頃(1996年)、学校で教えられていました。

現在も解放同盟は狭山闘争を続けていますが、教育の現場はどうなんでしょうかね。
2006/04/02(日) 22:17:50 | URL | 鳥取ループ #5PVcgWGQ[ 編集]
現在も福岡県の多くの学校で狭山学習が行われています。
かつてのように露骨な裁判批判・反権力ではないのですが、現在でも狭山に拘っています。

指導案が教材をここでも公開しようと思います。
2006/04/08(土) 11:59:17 | URL | なめ猫♪ #-[ 編集]
TBありがとうございます。
解同にしろ在日にしろ、真の弱者には
手が届かず、上の者だけが利益にありつき
そして、裏でちゃっかり政治家と繋がって
いるんですね。
同和問題では、まともに戦っているのは
確かに、共産党だけのようです。
民主党なんて...書くのも恥ずかしい
2006/04/09(日) 17:26:07 | URL | イプサム #/Amn5WiM[ 編集]
BIG/ブログ。*自由の翼*ITUKYUU です。
同じブログの≪イブサム≫さんのブログより此処迄来ました。実は私の理想がこの運動です。自分のブログの何処かに買いたのですが?。確か、昨年の選挙結果に頭に来まして一時書き込みをお休みした時では無いかと?。その時に女性を解放し、女性に拠る政治改革をかいたような??。
何れにしましても大いに賛同です。一応URLを控えとしておき、何れこの運動に協賛出来れば幸甚です。
2006/04/09(日) 20:34:25 | URL | 佐藤 一郎 #-[ 編集]
石川さんは無実です
石川さんは無実です。検索していろいろ読んでみてください。
2007/09/14(金) 16:36:07 | URL | 市民派 #-[ 編集]
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